従来ファイナンスのカテゴリでは家計簿、銀行、カード系のアプリが主流でしたが、現在、株式取引アプリのダウンロード数が急増しています。その筆頭がスマホ証券会社One Tap BUY社が7月23日リリースした「国内株式」アプリで、「1000円で株主」をメッセージとしたTVCFを投下して、本年8月には3万を超えるダウンロード数を獲得しています。
また「SBI証券」も本年7月31日に新アプリを投入してダウンロード数を急増させています。さらに過去この分野ではトップであった楽天証券の「iSPEED」も、より多くの株価情報を1画面上に表示できるiPad版アプリもリリースしてダウンロード数を増加させています。
Figure 1: 証券アプリダウンロード数
(Source : Priori Data, Apple App Store, June, July and August 2017, Japan)
Apple App Storeでは、「お絵かき」関連のアプリが人気で、前月からのダウンロード増加数第1位に「㊗うろ覚えお絵かきクイズ!」、第3位に「桃のサイズは〇〇〇と一緒!?㊙お絵かき心理テスト!」がランクインしています。
両アプリとも同じ個人がリリースしたもので、ユーザーが書いた絵を、独自の画像認識システムで解析し、一方は「クイズ」、もう一方は「心理テスト」の方式で答えを出しています。これが今までになかった新しいエンターテイメントとして人気を得ていると思われます。
本年8月Google Playでの注目アプリは、まず「Cardboard」。これはGoogleがリリースしているアプリで、このアプリを使用すれば、お気に入りのVR(バーチャルリアリティ)を体験でき、また新しいVRアプリを探すことができることで人気を得ています。
またGoogle Playでは面白無料動画の「Topbuzz」の人気が依然継続しており、8月では月間100万に迫るダウンロード数を獲得しています。